リリス

出身地:メソポタミア

キリスト教、アダムの最初の妻として有名であるが、その解釈は中世になってから生まれた。『創世記』には、「神は自身をかたどって男と女を創造した」とある。エヴァ(イブ)はアダムの肋骨から創造されたという記述があるので、アダムにはエヴァ以前に妻がいたという解釈は極自然である。
ある日性交時の体位が上か下かで意見が分かれ、アダムと口論になる。リリスは性交時男性が上になることに男性優位を感じたのだ。それが原因でアダムの住むエデンをさり、下界で多くの悪魔を生んだとされる。 その悪魔はリリン(またはリリム)と呼ばれ、一日に100体ものリリンが生まれたという。
事態を重く見たエデンは、天使を派遣してリリスに戻るよう説得するが聞く耳をもたず、最後には堕天使の王ルシファーの妻となったという逸話もある。

リリスは女性の地位を上げようという運動であるウーマンリブを最初に行った者であるといえる。
男女の性差や地位の差に対する関心が太古よりあったことを意味しているのではないだろうか。

リリスは本来、メソポタミアの夜の魔女をルーツとする。